「〇〇なら一番」が与えるインパクトは強い

私は新潟県内で一番多く新規の建設業許可申請を手掛ける行政書士です。建設業許可を取り扱い始めてから4年目のこと自分が新潟県で一番多く建設業許可申請を行っている行政書士になっていることに気付き、それからは毎年安定的に一番を取るために動いてきました。

でも、私はかなり控えめの性格なのであまりそのことは大々的にPRしてこなかったのです。HPでも「県内トップクラス」というややぼかした表現にしていました。県庁に行って許可申請書の控えを見て、私が一番やっているという裏は取っていたのですが、控えめな私は堂々と一番とは謳っていなかったのです。

2015年とあるセミナーの自己紹介で思い切って県内で一番やっていることを伝えると、行使の方から「普段からそのこと言ってます?」と聞かれ、やってませんと答えると「そこは言わないとだめですよ」と言われ、それからはリアルでも堂々と言うようになりましたし、HPでも一番だと明記しました。今では看板でも一番だと書いてます。看板はHPと違って簡単に変えられないから勇気いります(笑)

一番だと言いまくって気付いたこと

一番だと言い始めてから約1年。2016年のことです。とあるセミナーの自己紹介でやはり一番だということを述べたのですが、それが他の参加者の方にはだいぶ強く印象に残ったようです。

私からするとほかの参加者の方のほうがずっとすごい実績をお持ちなのですが、「新潟県で一番」というフレーズは私の実態以上に聞いていた方にインパクトを与えていたようです。

これ以外の場でも私が思っている以上に評価してくださっている方がいることに驚いています。

私自身の体験からではありますが、一番というのは相手に与えるインパクトが強いものですから、何かで一番というのは集客の上で有利に働いてくるのではないかと思います。

明確な基準で一番だとなお良い

一番を取るといっても、明確な基準でないと効果は落ちるのではないかと思っています。例えば、「一番親切な」行政書士です これも一番といえば一番ですが、集客上有効になるでしょうか?私にはあまり有効ではないように思います。

なぜかというと、一番親切とは何をもって、一番なのかが不明確です。言うのは勝手ですがそれを証明するすべがないと思いますし、新設の基準も人によって違うと思いますので一番親切というようなものではあまりPRにならないと思います。

私は新潟県で一番多く新規建設業許可申請をやっているとPRするのも件数で一番多いというのは明確に一番だと誰から聞いてもわかるものだからです。ですから一番を目指すのであれば明確な基準があるもので目指すべきでしょうし、その根拠もしっかり証明できるものが良いのではないかと思います。

細分化すれば一番は取れる!

明確な基準で一番とはいっても、都道府県単位で一番となるとそう簡単に取れるものではないのも事実です。一番になれるものなんてない!というときはまずは大きな範囲でなくてもよいと思います。

自分が拠点としている市町村で一番でもよいと思いますし、業界に絞って一番でもよいでしょう。また市町村プラス業界で絞るというようなやり方もありでしょう。

私の場合も新規の許可申請数では新潟県で一番ですが、経営事項審査ではまだまだ県で一番とはいえるレベルではありません。

ですが、地元の市で経営事項審査を行っている建設業者さんへの関与率では一番となっていますので、今後経営事項審査を地元の業者さんに売り込むときは地元で一番関与していることをPRしていきます。

そして、いずれは県で一番というシナリオを描いております。まずは小さな一番でもよいので確立させて、そこから拡大させていきましょう!

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