新人が仕事を取りやすい建設業の手続きとは?

ベテラン事務所から乗り換えてもらえない3つの理由という記事にて、ベテラン事務所からお客を取るのが難しい理由を書きましたが、だからといって、新人が建設業手続きを全く取れないかといえばそうではありません。

新人でもベテランといい勝負が出来る場はあるのです。それは・・・

 

新規の建設業許可 です。建設業者さんが初めて許可を取るときは、まだどこの行政書士ともつきあっていない業者さんが多いので、新人でもベテランと勝負しやすいのです。

ベテランのほうが紹介等でこれから許可を取る業者さんと出会いやすいことは確かですが、それでもすでに信頼関係が出来上がっている所に入っていくよりは、ずっと勝率が上がります。

紹介ではなく、自分でホームページを探すなどする業者さんもちゃんと存在しています。そういう業者さんに対して、ベテランより先に接触するチャンスを得れば良いのです。

建設業の手続きを取り扱うあたっては、まず比較的勝ちやすい 新規建設業許可(初めて許可を取る人のサポート)で実績を作っていくのが良いかと思います。

 

ベテラン事務所から乗り換えてもらえない3つの理由

建設業許可業務は古参事務所が牛耳っているから難しい そんな話を聞いたことはないでしょうか?

私がこれまで建設業許可業務をやってきた感想では有りますが、既存の事務所から乗り換えてもらうことはなかなか難しいです。

主な理由は3つです。

1,行政書士を乗り換えるのは面倒くさい

建設業許可手続きを頼む業者さんというのは面倒なことを任せてしまいたいという方が多いのですが、そういう方々にとって、行政書士を乗り換えるというのも面倒なことなのです。

今までお願いしている行政書士さんなら最低限のことを伝えておけば、これまでどおりにやってもらえるわけですが、乗り換えるとなると自分の会社の状況など一から説明しないといけません。そんな手間を考えると乗り換えに消極的になる業者さんも多いのではないかと思います。

2,乗り換え先がちゃんと仕事をしてくれるかわからない

お客様の立場からすると今頼んでいる事務所から乗り換えたとして、新しい事務所がちゃんと手続きできるかわかりません。日頃から十分フォローしてくれているかは別として、ベテラン事務所なら最低現必要な手続きは基本的にきっちりやってくれますし、これまで積み重ねた経験や知識は新人では太刀打ち出来ないものが有ります。

建設業許可の手続き漏れがあると会社の営業に支障をきたす可能性がある中で、乗り換え先の実力、信頼性が未知の状況で乗り換えるというのは建設業者さんにとってリスクがあるものなのです。

3,ベテラン事務所の報酬って意外と安い?

あくまで私の周りの話では有りますが、私はベテラン事務所って、自分のところよりずっと高い報酬で業務をやっていると思っていたのですが、実際に聞いてみるとウチとあまり変わらないし、業務によってはウチより安いものもあったのです!

先に挙げた1,2も合わさって、ちょっと値下げしたくらいではベテラン事務所から仕事を取るのは難しいのです。

というわけで、ベテラン事務所から乗り換えてもらうのが難しい3つの理由を挙げさせてもらいました。このような事情があるから建設業は古参が牛耳っているから難しいなんて声が出て着やすいのではないかと思います。

ですが、実際には新人に全く出番が無いかといえばそうではないのです。乗り換えが難しいなら、まずは乗り換えとは別の場所で戦えば良いだけなのです。

 

 

小規模事務所こそ経営安定のために建設業許可!

私は新潟県の人口3万人程度のところで一人で事務所を営んでいます。以前は、内容証明業務を主体にしていましたが、業務の性格上リピートや紹介が期待しづらいので、常に新しいお客さんを見つけ続けなければ、売上0になってしまうという悩みがありました。

そして、その内容証明業務も減っていくだろうと感じていたので、2009年4月から建設業許可業務も取り扱い始めました。

建設業許可業務の良い所は1回許可を取っただけで終わらず、その後の変更届、更新、経審等、安定したリピートが期待できるところです。

建設業許可だって常に新しいお客さんを開拓した行かなければいけませんが、リピートが期待できますのでお客さんが増えれば増えるほど、毎年売上が底上げされていきます。新規開拓がうまくいかない時でも売上が0になってしまうようなことはありません。

建設業許可というと昔からある地元でも大きな事務所が仕事を独占しているイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実際はそんなことはありません。都会では競争が厳しいかもしれませんが、地方なら一人事務所の0からのスタートでもお客さんを見つけていけるはずです。

小さい事務所ほど安定した経営のために建設業許可業務の獲得に力を入れていくべきだと思っております。