商工会に入っての体験談です
日本各地には商工会や商工会議所というものが存在していますが、私が事務所を置いている地域を管轄しているのは商工会なのでここでは商工会に入るほうが良いのかを述べます。
結論から申し上げますと入ったほうが良いです。会費は一人事務所なら年1万円にもならずロータリークラブや青年会議所と比べると会費も安いはずです。開業して間もないころは資金も限られているので地元で人脈を作るうえで商工会は最初の一歩としてよい選択肢だと思います。
入会後はセミナーや総会、新年会に顔を出していくのが良いと思います。私はこういうことを全くせずにしばらく過ごしてきたのでこれから入会する方はできるだけ顔出したほうが良いでしょう。どうせ開業してしばらくは暇だと思いますので。
また、事業者と知り合えること以外にも商工会から会員の紹介を受けることもあります。商工会でも許認可手続きのサポートをしているのですが、専門ではないので難しい(慣れていない)手続きになるとお手上げですし、個人事業主から法人化すると経理や役所手続きを税理士や行政書士に引き継ぐことになっているようです(これは地域差があるかもしれませんが)。
私の場合、建設業許可に強い行政書士として認知されてくると法人なりの建設業許可申請や経営事項審査の紹介とか何件か受けております。すごいありがたいですね。さらに商工会の職員の方は異動がありますので地元で交流があった商工会の方が他地域に異動になった後異動先の業者の方を紹介してもらったなんてこともあります。
行政書士は取り扱える業務が膨大にあって何をやるのかよくわからないと見えてしまうこともありますから、紹介を狙っていくのであれば自分はこの手続き(業界)に強いというのを名刺などで認知してもらうとよいのではないでしょうか。行政書士のライバルがいるようでしたらなおさら「これはうちに任せてください」というものをアピールしていくことが大切だと思います。
私の場合もそもそも紹介のきっかけは支部の活動で商工会に伺った際にお渡しした名刺だったみたいです(私はお話をした記憶がなかったので接点といえば名刺ぐらいしかないはずです)
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