ひよこ狩りというのはひよこ食いと言ったりもしますが、明確な定義というものはないのですが私は
資格を取って開業する人、開業したばかりの人をターゲットにして、実務や営業(マーケティング)の講座、教材、サービスを営利目的で提供すること
をひよこ狩りと考えています。人によっては悪質で効果がないものをひよこ狩りと言ったりしますが私は内容の良しあしは関係なく、ひよこ狩りと考えています。とある業者が、うちはちゃんとしたしているかたらひよこ狩りではありませんと言ってはいても、私から見ればひよこ狩りです。
ですが、私はひよこ狩りだから悪いと言っているわけではありません。私自身ひよこ狩りのセミナーに開業したばかりのころ申し込みましたが、そのセミナー受けたので今があると思っていますからひよこ狩りを全否定するわけではありません。
というか需要があるのですからその需要に応えていくこと自体は悪いと思いません。とは言え、行政書士なんかは特にひよこ狩り業者が多い業界ですから、中にはどうしても質が低いところも紛れ込んでしまいますし、開業したばかりでお金がないときはできるだけ余計な出費は避けたいのも事実です。
ひよこ狩りにあって余計な出費をしないためのコツをここでは述べます。
①講師の実績に疑問符が付く
いますね。行政書士がひよこ狩り業者をやっている場合、お前自身が行政書士業務で稼いでんのかよ?という人。
行政書士向けのひよこ狩り業者というのは同じ行政書士であったり、行政書士であった人が多いと思いますが、行政書士として活躍する術を学びたいのに、行政書士として実績がない人に学ぶというのは損する確率が高いと私は思います。
講師をネットで検索してみて、活躍していると感じられない人の場合は申し込むのはやめたほうが良いのではないでしょうか。ネットで見えないところで活躍している方だってもちろんいるとは思いますが全く実績が見えてこない方はやはり不安です。
②受講者は活躍しているか?
講師自身に実績があっても、受講者に効果が出ていないのであればやはり申し込むのはやめたほうが良いのではないでしょうか。
販売を促進するためだいたいホームページとかに利用者の声・感想というものが出ているはずです。そしてその利用者の方が実際に今活躍しているかを見るのです。もちろん申し込もうと思っている講座などに沿った活躍をしているかが大切です。
例えばネットで集客する講座なのにネットで全然稼いでいる様子が見えないならその講座は役立つのか疑問符が付きます。
ひよこ狩り業者のホームページに書かれている感想をうのみにせず、今現在の利用者を追跡することをおすすめします。
③業者の考え方に共感できるか?
ノウハウ自体に効果があるとしても人によって考え方というのは違いますから、どうしても受け入れられないノウハウというものもあるはずです。「効果があるのはわかる。でもそれをやるのって人としてどうなの?」ということが過去に私にもありました。
結局のところ自分にとって効果がなければどんなに良い商品やサービスでもお金を払う意味がありません。実践できないものでは意味がないのです。
そういう事態を避けるためにできれば業者の考え方も含めて申し込むかを決めたほうが良いと思います。稼げればなんでもいいんだよという方には関係ない話ですが。
最後に こんな人は絶対に失敗する
ダメなひよこ狩り業者を見分けたとしても、お金をどぶに捨てるということは起こりえます。どういうことかというと、世の中多くの人はセミナーとかで学んだ知識を実践しません。いい話を聞いたなぁで終わらせる人が大半です。私自身もそういう面があります。
行動や実践をしない人はどんなに良い教材やセミナーを受けてもお金をどぶに捨てることになります。ひよこ狩り業者を悪く言う利用者の中には行動力が不足している人というのも多くいるんじゃないかと思っています。
教材やセミナーに申し込んだら人生変わるわけではありません。行動に移さないと何も変わらないのです。ノウハウコレクターにならないようにお互い気をつけましょうね。
コメントを残す