行政書士のやりがい

 10月10日に地元のロータリークラブが主催する 中学1年生のハローワークという事業に出展してきました。胎内市内の企業・団体が出展し、中学1年生向けに仕事の説明をし、中学生からの質問に答えるという内容です。

 中学生からの質問の中に「仕事のやりがい」というものがありました。普段仕事のやりがいと下限化せずに仕事をしているものですから正直仕事のやりがいとは?と聞かれて言葉に詰まってしまったのですが答えないわけにもいかないので私なりに考えて答えました。

 私の中での行政書士のやりがいというのは

 お客様の重大局面でサポートできること

 ということになるのかなと思います。

 私は建設業許可を主に扱っていますが、建設業許可を取れるかどうかで人生が大きく変わるというお客様は結構います。

 本業が不調なので許可を取って、ある現場に入りたいのだがそのためには建設業許可が絶対条件。許可がないと会社がつぶれる というお客様も過去にいました。結果的に許可が取れたからよかったのですが、決算書の状態がかなり悪く、許可が難しそうとなったときにお客様が本当に暗い様子になっていたのでマジで許可が取れなかったら会社がつぶれていたと思います。

 他にも会社を設立したばかりで許可を取らなければいけないことに気付いたが周りに相談しても「5年たつまで待て」と言われて困っていたという方もいました。結果的に私に相談したら許可が取れたのですが5年許可を待つのとすぐとれるとではお客様の業績に雲泥の差が生じることになります。

 このように行政書士というのはお客様の人生が大きく変わるかもしれない局面に立ち会うことになる仕事です。自分のやり方次第でお客様の人生が良くも悪くもなるのです。

 プレッシャーは感じますが、そのようなプレッシャーの中でよい結果を出すことができればお客様に心から喜んでもらうことができるすばらしい仕事だと思います。

 話を聞いてくれた中学1年生に少しは伝わったでしょうか?

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