9月6日、支部の研修会に参加してきました。私は支部の理事もやっているのですがここ最近は自分が担当していない研修会は参加せずにいたのですが今年は久々に参加してきました。
行政書士に登録すると事務所所在地の都道府県に所属するほか、より身近な存在として各地域の支部にも所属することになります。支部の集まりに全く顔を出さない方もいらっしゃいますが行政書士として食べていくのであれば、よほど何かでとびぬけたものを持っていない限りは、支部の活動にはなるべく顔を出したほうが良いと思ってます。
今回は支部の集まりの中で頻度が高いと思われる研修会について書いてみます。
業務知識の習得だけが目的じゃない!
開業したばかりのころ初めて行った支部の研修会。農地転用の話だったと思うのですが何せ実務経験0なので全くついていけなかったことを覚えています。
研修会といえばまず業務知識習得のために行くということになりがちなのですが、前述の私のように実務経験0で行ってもなかなか身にならないのも事実です。
では、研修会に行くのが意味がないかといえばそうではなく、
近隣の行政書士に出会う機会
だと思えばよいのではないでしょうか。
開業してすぐ近くの行政書士さんに会おうとして電話かけたけど、忙しくて断られてしまったなんてことはないでしょうか?活躍している行政書士さんほど忙しいのでなかなかお会いする機会をいただけないという面があります。
ですが、研修会であれば名刺交換していただくことは難しくありませんし、一度面識ができれば、次に会う機会を作る難易度は一度も会っていない状態よりは難易度が下がるでしょう。
研修会の後に、懇親会が設定されているときなんかは、名刺交換した先生とたくさん話ができるチャンスですからぜひ参加すべきだと思います。
私も今回研修会に参加したのが懇親会が設定されていたからだったりします。普段なかなか近隣の同業者の方とじっくりお話する機会も取れなくなってきているので貴重な場です。
実は他士業の方とお会いする機会でもある
行政書士の中には税理士、社労士、土地家屋調査士、司法書士などと兼業している方も多く存在します。私も社労士と兼業ですからその一人です(もっとも私は社労士としては開店休業状態なのですが)。
昨日参加した研修会でも4割以上の方が兼業者だったと思います。行政書士の兼業者の方は行政書士はおまけであることが多いです。そういう方とは行政書士としてはほかのメインの資格者としてお話することになるのかなと思ってます。行政書士としてはバリバリやっていないから行政書士としてはあまり深いお話ができないわけです。
でも、見方を考えれば、他士業の話を聞くことができると言えるわけですし、他士業の知り合いを作ることができます。
他士業メインの方が行政書士業務の相談を受けてもちょっと難しい案件になると専門行政書士に投げることはよくあります。将来的にその受け皿を狙っていくためにもやっぱり研修会(とその後の懇親会)は出ておくほうが良いと思います。
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