「許認可はベテランが牛耳っていて新人に入り込む余地はない」のか?

どこかでタイトルのような話を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。私は現在建設業許可がメインですので建設業許可業務だけの話(しかも新潟県の話)になりますが入り込む余地がないのか私の考えを述べます。

結論から言いますと、市場のほとんどをベテランに抑えられ、入り込む余地がないということはありません

まず、新規申請の約半分は行政書士が関与していません。そして、許可を取っている業者のうち半分くらいは行政書士に依頼していないと思っていただいてよいでしょう。

それだけ開拓できる余地はあるということです。自分のところでやっている会社はなかなか行政書士に頼むこともありませんが、

担当していた従業員が引継ぎなしで辞めた
会社で出来ないイレギュラーな事態が発生した
今までとりあえず書類を出して済ませてきたが今後はしっかりやっていきたい

といったタイミングが訪れれば、行政書士が入り込む余地が出てきます。その入り込むチャンスを見逃さないよう営業していかなければいけませんが、とにかく入り込むチャンスが0ではないのです。

また、建設業許可業務を行政書士に頼もうという建設会社に対して、県全体で見て20,30%シェアを持っている行政書士というのは存在していません。局地的(市町村単位)には大きなシェアを持っている行政書士がいるかもしれませんが、県全体で見てそこまで巨大な存在はいないのです。

建設業許可業務で言えば、新人でも新規開拓していくチャンスはあると自信を持って言えます。ただ、新人もベテランも同じ土俵で戦っていくわけで、ベテランはこれまでの経験や実績信頼がありますから新人にもチャンスはありますが、決して楽な戦いではないと言えるでしょう。

でも、本気でやっていきたい人は戦う前からあきらめる必要はないです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です