一人事務所の限界を感じてしまった仕事

今日は世間はお休みでしたが事務所に出て今年の3月ごろから取り掛かり、今月でようやくひと段落した案件の整理をしてました。完了が近いです。

この仕事は建設業許可関係の案件なのですが私の中では今までで一番作業量が多い仕事でした。当初はこんなに大変なことになるとは思っていなかったですがいつのまにか大量の手続きをすることになってしまいました。

まず苦労したのは今回の案件で必要な手続きの把握です。あまりない事例なのでネットだけですべてを知ることができません。

手続の担当窓口(らしきところ)に電話をかけて今回の場合に必要な手続きや必要な添付資料を確認するだけで非常に時間がかかってしまいました(今になって振り返るとこの作業だけで調査料見積りで出しておくべきでした。新規で建設業許可取るより大変だった)。

何をやるかがわかったら次に書類を作成していくわけですが、単発で見るとそれほど難しい書類の作成ではなくても、数が多いとこれが凶悪なものとなります(笑)

慣れない手続きを一定期間に多数処理しなくてはならず、さらにその間他の業務も処理していますので5~6月あたりは完全にオーバーワーク状態でした。目の前の仕事だけで手いっぱいなので既存のお客様向けにやっていた小規模事業者持続化補助金の営業は完全にやめてしまいました。

情けない話ですが、冗談とは言え「死にたい」「死んだら楽になるかも」と口に出してしまう自分がいました。お金いらないから依頼なかったことにしてもらえないかなと思ったこともあります。

このとき取扱業務を絞り込んだとしても、一人ではどうしてもやるには無理がある仕事があるのだということがようやくわかりました。10年以上建設業許可やっていてようやくわかったのかよという話なんですが。

やっている最中は、依頼を受けてしまったことを非常に公開している自分がいましたが今になって思うとこの仕事を通じて一人でやる限界や一人でやっていては受任できない仕事の世界をわずかではありますが垣間見ることができ非常に幸運だったと思っています。

またこういう仕事やってみたいと思いますし、やるためには今と違う形の事務所にするしかありません。自分の将来を変えた案件になりそうです。

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