ある程度業歴を積み、ある分野で専門家として認知されてくると都道府県の行政書士会や支部から研修会の講師をやってくれないか?と依頼が来る機会が出てくると思います。
研修会の講師を頼まれるくらいだと業務でそれなりに忙しいのでそのような中研修会で話すことを考え、資料を用意するのって大変です。研修会当日分の日当くらいは出るでしょうが、準備にかける時間や当日の拘束時間を考えれば見合っていないでしょう。
それでも研修会の話が来たらできる次のような理由から限り受けておくほうが良いと思ってます。
①自分自身の理解が深まる
業務を扱うにあたって日頃から勉強してはいて、自分の中ではわかっていると思ってはいても、これをわかりやすく人に伝えようとするとなかなか難しいものです。
重要なところはどこなのか?この説明でちゃんと伝わるだろうか?どんな資料を作ったらいいだろうか?いろいろと考えないといけないわけですが、この試行錯誤する段階で自分の中での理解度も深まります。わかっているようで実はあいまいな理解だった点なんかも浮き彫りになるでしょう。
普段から講師として活動していない人からすると研修会は、今までの自分の集大成とも言えるかもしれないです。
②ブランディングになる
聞いたことがない団体や自主開催の研修会と違い、行政書士会(支部)公的な専門家の集まりで自分の得意分野で講師を務めるというのは自身のブランドの強化につながるでしょうし、そこから営業面でも有利に働くことも出てくるでしょう。
私の場合も研修会の講師を務めたことをホームページ上に載せていたのですが、新潟県会で講師を務めるくらいだから専門家なのだろうと考えて依頼してくださった方がいらっしゃいました。
間接的ではありますが、宣伝活動と考えれば研修会の講師はぜひやってみるべきだと思ってます。
③人脈が広がるかも
講師ということで参加者から一目置かれますので開始前や休憩時間とかに参加者のほうから名刺交換に来てもらいやすいです。だいたいは向こうのほうから何か聞きたいことがあるだろうから名刺交換にやってくるのでしょうがもしかしたらそれをきっかけに今後の事業展開に良い影響が出るかもしれません。
講師ということで相手も話をしっかり聞いてくれやすいでしょうし、人脈を広げるという意識も持って当日は会場に向かうとよいと思います!
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