長時間移動型の行政書士

悪い見本として読んでいただくのが良いかもしれません

本日、山形県の酒田市まで行ってきました。車で2時間半くらいです。経営事項審査を依頼してくださるお客様が酒田市にいらっしゃるのです。私は建設業許可専門でやっていますが、自分の地元の業務だけでは食べていけませんので新潟県と山形県を中心に幅広く業務を行っています。

さすがにあまりに遠すぎると依頼の問い合わせも少なくなりますし、海を挟んだ移動が必要な場合はお断りするので新潟、山形すべてをカバーしているわけではありませんが、新潟と山形それぞれの人口7割くらいは移動範囲としてカバーしているのではないかと思います。

移動距離が長いと仕事している気になりますが実際は移動時間がお金を生むわけではないので移動時間が短いなら短いでそれに越したことはありません。

ですが、私の場合は仕事を建設業許可業務中心と業務については田舎の行政書士のわりにだいぶ選り好みしているので、その代償としてお客様がいる地域についてはあまり選り好みできないというわけです。わがまま言っていたら人口が少ない田舎では特定の業務だけで食べてけません。

今でこそ近くのお客様の割合増えてきていますが、仕事が少ないときは富山や福島も行きました。富山とか280キロくらい事務所から離れているので移動が大変です。高速使うとお金かかるので当時は下道で6~8時間かけて行ったなんてこともありました。

そこまで遠くはなくても、建設業許可業務を取り扱い始めたばかりのころは、片道2時間以上かけて1件仕事を終えたら後は帰るだけなんてことがざらにありとにかく効率が悪かったです。それでも慣れない仕事を抱えてストレスを抱えるよりは建設業許可業務をひたすらやっているほうが精神的に自分には合っていたと思います。

そんなことを10年も続けていくと、だんだんと1日で扱う件数というのが増えてきます。遠い地域でも複数のお付き合いいただけるお客様ができてくるので1日に扱う件数が増えてくるのです。エリアは違っても、移動の途中に用事を済ますというケースも増えてくるので、移動距離や時間は相変わらず結構なものになるのですが、

1件当たりの移動距離や時間は以前よりもだいぶマシになってきたと思います。


あまり人に勧められるやり方ではないのですが、私自身はここまできたらこの方向性も徹底的に突き詰めてやろうと思ってます。新潟県と山形県で徹底的にお客様の数を増やして効率化を極めてやろうかと思ってます。

もっとも一番良いのは地元でお客様が増えてくれることなのでそちらも並行して進めております。


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