行政書士の仕事というのはスポット業務が多く、今忙しくても(売り上げがあっても)来月もそうなるという保証はどこにもありません(私も毎月借金返せるかドキドキです)。開業してから時間がたつとお客様も増えてスポット中心ではあっても、リピートや紹介が増えてそうでもなくなるのですが、開業したばかりのころはお客様のストックというものがありませんから新規の開拓を頑張っていかなければいけません。
しかし、忙しくなると新規開拓のための営業をしている時間が無くなってくるのも事実です。特に一人事務所では時間がありません。でも、忙しいからと言って営業をさぼっていると今取り掛かっている仕事が終わりに近づくとふと気づくのです。
来月からの仕事ないじゃん!!
と。
で、仕事が途切れることに気付いて、ようやく営業にも時間を割き始めるわけですが、当然このようなサイクルからはさっさと抜け出さなくてはいけないですよね。では、できるだけ早く抜け出すためにはどうしたらよいのでしょうか?
人づきあいが苦手で話下手な私でもやれた方法が次の2つです。
①ホームページを作る
ホームページを作ったからと言って大量に集客できるなんて保証はありませんが、ホームページの良いところはちゃんとしたものを作れば、広告費は投入することになるでしょうがある程度放置でも集客してくれるところです。
自分が何をしていようといつでも集客してくれているので非常にありがたい存在です。
これだけに集客を頼るというのは田舎では危険な考えだと思いますが、最初は大変でも一度軌道に乗せれば後は時間的な拘束が少なくなりますから開業したらすぐにでもホームページを公開できるようにしておくべきでしょう。
ホームページで集客するにはマメな更新が必要というような話を聞くこともあると思いますが、私の場合建設業許可のホームページは2年以上大きな更新していませんが変わらず集客し続けてます。
行政書士の許認可という商材に関してはマメな更新しなくても集客できると思ってます。
②ダイレクトメール
できたら同じところに送り続けていくとよいと思います。単発ではあまり効果が期待できないと思います。私は一度に4千社くらいに送ったことがありますが単発だったので反応が悪かったです。1000分の1くらいでした。
ダイレクトメールを送るときに重要で時間がかかるのが送付先リストの作成です。あまりに時間がかかるようでしたら名簿業者から買ったほうが良いと思います。
行政側が許可業者の情報をエクセルで公開している場合は、名簿を作成するのも楽です。
すぐに反応がなくても、忘れたころに反応があるのがダイレクトメールなので継続していくことが大切です。忙しくても隙間時間で実践していただきたいです。
忙しくて時間がないときでもホームページとダイレクトメールだけはやり続けるのがおすすめです。そして、お客様が増えてくると紹介も増えてきますのでどんどん仕事増えていくはずです。
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